Nihongo Kyōshi No Yakuwari. учебник для учителей и преподавателей японского языка (том 1)

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E-Book Overview

「日本語教師の役割/コースデザイン」(第 1 巻)JAPANFOUNDATION, 2010国際交丨帝基金ISBN 4-89476-301-X
日本語教師の役割は何か。どこまで知っていれば教えられるのか。現職の教師であってもそうした疑問や迷いをもつことがある。この教材では、まず自分自身の日本語教師としての仕事を振り返り、ネイティブ・ノンネイティブそれぞれの立場で教師の役割を考え直す。さらに教師として理解しておくべきことをいわゆるコースデザインという広い枠で捉えなおし、学習者の特性、教師の特性、シラバス、教授法、教材教具などについて重要な点を考察していく。
第 1 巻『日本語教師の役割/コースデザイン』は日本語教師の役割、教師として理解しておかなければならないことをコースデザインという枠組みの中で捕らえなおすことをめざしており、 構成は次のように なっています。

E-Book Content

国際交流基金日本語教授法シリーズ1 日本語教師の役割/ コースデザイン JAPANFOUNDATION 国 際 交 丨 帝 基 金 日本語教師の役割/ コースデザイン 国際交流基金著 JAPANFOUNDATION 国 際 交 流 基 金 【全 14巻 第 1 卷 1■日 第 2 巻 「音 声 を 教 え る 」 第 3 巻 「文 字 第 4 巻 「文 法 を 教 え る 第 5 巻 r聞 く こ と を 教 え る j [C D 付 ] 第 6 巻 「話 す こ と を 教 え る J 第 7 巻 「読 む こ と を 教 え る J 第 8 巻 「書 く こ と を 教 え る J 第 9 巻 「初 級 を 教 え る 本 語 教 師 の 役 割 •語 / 】 [CD -ROM 付 ] 彙 を 教 え る j 10 巻 「中 • 上 級 を 教 え る 第 11巻 「日 本 事 情 第 12 巻 『学 習 を 評 価 す る j 第 13巻 「教 え 方 を 改 善 す る 第 14巻 「教 材 開 発 j j j 第 •日 コ ー ス デ ザ イ ン j 本 文 化 を 教 え る 』 j j ■はじめに 国際交流基! ! 日本語国際センタ一( 以下「 セン夕一」 )では 1989年の開設以来、海外 の日本語教師のためにさまざまな研修を行ってきました。1992年には、その研修用教材 として『 外国人教師のための日本語教授法』を作成し、主 に 「 海外日本語教師長期研修」 の教授法の授業で使用してきました。 しかし、時代の流れととともに、各国の日本語教 胃の恶巧が変# し、一方、日本語教授法に関する研究も発展したため、センターの研修 の形や内容もさまざまに変化してきました。 そこで、霞今センターの研修で行われている教授法授業の内容を新たにまとめ直し、 今後の研修に役立て、また広く国内外の日本語教育関係のみなさまにも利用していただ けるように、 この教授法シリーズを出版することにしました。 この教材の主な対象は、 海外で日本語教育を行っている日本語を母語としない日本語教師ですが、広くそのほか の日本語教育関係者や、改めて日本語教授法を独りで学習する方々にも役立てていただ けるものと考えます。 また、現在教師をしている方々を対象としていますが、日本語教 きB 育経験の浅い先生からベテランの先生まで、できるだけ多くのみなさまに利用していた だけるよう工夫しました。なお、漢字表記に関しては、原則として日本語能力試験2 級 レベル以上のものにルビをつけました。内容によって省いたり、3、4 級の漢字にルビを つけているものもあります。 この教授法シリーズの目的 きようじゆぼう もくてき このシリーズでは、 日本語を教えるための必要な基礎的知識を紹介するだけでなく、 実際の教室で、その知識がどう生かせるのかを考えてもらうことを目的としています。 国際交流基金日本語国際センタ一では、教師の基本的な姿勢として、特に次の能力を 育てることを目的として研修を行ってきました。その方針はこのシリーズの中でも基本 的な考え方となっています。 1 ) 自分で考える力を養う 理論や知識を受身的に身につけるのではなく、 自分で考え、理解して吸収する力を身 につけることを目的とします。 2) 隱辟を翥ぅ 自分のこれまでの方法、考え方にとらわれず、ほかの教師の意見や方法を知り、客観 的に理解し、時には柔軟に受け入れることのできる教師を育てることをめざしますD 3 ) 現実を見つめる視点を養う つねに現状や与えられた環境、自分の特性や能力を客観的に正確に把握し、自分のp 場に合った適切な方法を見つける姿勢を育てることをめざします。 4 ) 将来的にも自ら成長できる姿勢を養ラ 研修終了舉もつねに自分自身で課題を見つけ、成長しつづける自己研修型の教師を育 てることをめざします。 この教授法シリーズの構成 きょうじゆぼう こうせい このシリーズは、テーマごとに独立した巻になっています。 どの巻からでも学習を始 どくりつ かん めることができます。各巻のテ一マと概要は以下の通りです。 日本語を教えるうえでの全体的な 第 1 巻日本語教師の役割/コースデザイン 問題をとりあげます。 第 2 巻音声を教える 第 3 卷 文 字 * f 彙を教える 第 4 巻文法を教える 第 5 卷聞くことを教える 各項目に関する基礎的な知識の整理をし、 こ う も く か ん き そ て き ち し き せ い り 具体的な教え方について考えます。 第 6 卷話すことを教える 第 7 巻読むことを教える 第 8 巻書くことを教える 第 9 巻初級を教える 各 レベルの教え方について、総合的に考えますc 第 10 巻 中 -上 級 を 教 え る 第 11 卷日本事情•日本文化を教える 第 12 巻学習を評価する 第 13 巻教え方を改善する 第 14 巻 教 材 開 発 そうごうてき ■この巻の目的 か ん も く て き この巻は、日本語教師の役割について考え、 日本語教師として理解しておかなければ ならないことをコ一スデザインという大きなわく組みの中でとらえなおすことをめざし ています。 本書の学習目標は以下の3 点です„ ①日本語教師として今の自分の仕事をふり返り、より広い視野をもって考え直すこと。 l g に学びg けることの重要性を認識すること。 コースデザインという大きなわく組みの中で教師として理解しておかなければなら ないことを認識すること。 この巻の構成 かんこうせい 1 . 構成 こうせい 本書の構成は以下のようになっていますc こうせい